初っ端からタイトルと矛盾していて申し訳ないですが、一冊だけでいいんです。今から僕が紹介する教材は本当にクオリティが高く英文法がみるみるうちに身に付きます。
さて、英語の学習に関して大きく分けて二つの意見があります。
僕の意見は
英文法に一度目を通して慣れてきたらリスニングやスピーキングに取り組む
丁度二つの意見の間を取ったような意見ですね。
まず言えるのが
英文法の勉強はつまらない!!
一番の問題はここではないでしょうか。どうして皆さんが英文法をやる気になれないか、それは退屈だからです。いかにも‟勉強„という感じがして机に向かう気になれないですよね。
「英文法をまず叩きこめ」と言う方はもともと勉強が大好きで、英文法の学習を心から楽しめる方たちです。僕の場合そうはいきませんでした。
やはりどうしても正しい英文法で英語を話したかったんです。勉強したくないけど正しい英文法を身につけたい……我儘ですね(笑)。そんな方法があるわけありません。
ですが!一冊だけ頑張れば英文法が身に付くとしたらどうでしょうか。
・ 使ってみて本当に効果があるかどうか不安
・ 意味のない英語教材にお金を使いたくない
・ 最短距離で文法を身につけたい
皆さんが抱えているこの3つの悩みを一気に解消する英文法教材があるんです。
English Grammar in Use
この教材は本当に凄いです!
今までたくさんの英文法教材を試してきましたが、どうしてもっと早くこの ‟English Grammar in Use„ を見つけられなかったんだと自分を恨みました。
あの【ケンブリッジ大学】が出版していて世界中で売れています。
僕がこの教材を見つけたのは、あの有名なYouTuberバイリンガールのちかさんの動画で何度か紹介されていたのを見たのがきっかけです。
JUNさんも語られているこの教材の魅力を僕からも紹介していこうと思います。
一応僕が見た動画を貼っておきます(教材の話の部分から再生開始されます)
全て英語で書かれている
全て英語と聞くと一気にハードルが上がると思いますが安心してください。
もちろん英語学習者向けに作られているので簡単な英語ばかりです。分からない単語があっても調べながらやれば一石二鳥ですね。
なぜ英語で書かれている教材がいいのかというと
日本人はどうしても英語と日本語を一緒にして考えてしまいます。
基本的に英語と日本語をセットにして勉強することに良いことは一つもありません。(翻訳家や通訳になりたければ話は別です)
二つの違う言語をセットにして勉強すると何が起こるかというと、英語を話そうとした時に【日本語で考えてから脳内で英語に変換する悪い癖】がついてしまうんですね。
(えっと、日本語だとこうだから英語に直すと……?)
といった感じで。この場合どうしても脳内で変換するのに時間がかかってしまうので、会話のスピードについていけません。
会話についていくためには、瞬時に英語が浮かんでくるようにしなければならないんです。
これを【英語脳】と呼びます。
ではこの英語脳を手に入れるために何をすべきかというと
英語は英語で勉強する
そうすると言いたいことが英語でパッと反射的に出てくるようになります。
僕ら日本の学生は英語の授業でひたすら日本語訳をさせられますよね。そのせいで日本語と英語を一緒に考える脳が出来上がってしまっています。それを修正するためにもこの教材は最適です。
ちなみにフィリピンではフィリピンの歴史を英語で教える学校もあるそうです。だからあれほど英語力が高いんですね。
ちなみに単語帳に付いているオーディオの場合も同じです。
【英単語】→【日本語訳】→【例文】といった単語帳のオーディオはオススメしません。
そもそも単語帳のオーディオすらオススメできませんが。
例文が日常で使う自然な英語
文法を学ぶには問題を解く以外にもう1つ方法があります。
それは【文法を意識して例文を音読すること】
皆さん音読を甘く見ないで下さい。声に出して読んでいるだけで書いたりしないので勉強している感じがしませんが、続けていると声に出して読むことのパワーを思い知ります。
声に出して読むことで記憶に残り頭からその例文が自然と出てきます。
そこで大切なのが例文のクオリティですが、もちろん現地のネイティブが監修しているのでそのまま日常で使ってもおかしくない内容になっています。
日本人観衆の英文法教材でもネイティブと合同製作のものがたくさんあるにはありますが、やはり日本語の説明と日本語訳が載ってしまっていることが欠点です。
日本語で書かれている文法書で勉強していた頃は日常で使えそうな例文だけをわざわざ選んで音読していましたが、この教材にはそんな気を使う必要ありません。
自然な表現と英文法を同時に頭に入れることが出来るんですから、これもまた一石二鳥です。
分かりやすいイラスト付き
イラスト付きの英語教材はたくさんありますが、英文法をイラストで分かりやすく説明している教材を僕は見たことがありませんでした。
文法の種類ごとにシチュエーションのイラストが載っていて、それぞれの文法を実際に使う場面をイメージしながら勉強することが出来るので記憶に残りやすい作りになっています。
英語の勉強はイメージすることが全てです!!自分がイラストのシチュエーションの中にいることを想像しながら声に出して例文を音読する。すると記憶に定着します。
TOEICなどのテストで良い点を取るために文法を身につけたいのなら、暗記さえ出来れば正直どんな教材だっていいと思います。
今回僕がお話しているのは【正しい文法で英語を話す】のならこの教材が最適ということです。最初に言ったように英文法を覚えることはあくまで英会話のための土台作りであり、文法を覚えてテストで良い点を取ることが最終目的ではありませんのでそこは誤解しないようによろしくお願いします。
英文法を学ぶ順番が効率的
日本の教材や学校での授業だと、基本的な【現在形】から【過去形】などと進んでいきますよね。そして難しい文法は後回しです。この教材を使う前までは難しい文法は後に学ぶことが当然だと思っていました……。
しかしこの教材だと【現在形】を終えた後いきなり【現在完了形】に移ります。
have (has) + 過去分詞 ~
e.g. I have been to Japan twice before
(日本に二回行ったことがある)
上記のような文法ですね。きっと理解するのに苦戦する人も多いのではないでしょうか。だからこそ教材を始めていきなり【現在完了形】が出て来てビックリしたのを覚えています。ですが、ページをめくり次の文法へと進んでいくと、気付くことがありました。
別の文法の例文に【現在完了形】も盛り込まれている
要するに、先に済ませておくことで教材を解き進め別の文法を学んでいくと同時に、既に学んだ文法の反復練習ができる仕組みになっているのです!!
【現在完了形】は英会話で最も頻繁に使われる文法の1つです。口を開けば【現在完了形】です。だからこそ後回しにするのではなく早めに理解し繰り返し練習する必要があるんですね。
もちろん現在完了形に限った話ではありません。全体的に効率的に反復練習が出来るように配慮された構成になっています。
※ちなみに【現在完了形】など英文法の日本語の名称を説明に使用していますが、全く覚える必要はありません。それすらも日本語と英語を一緒にしてしまっていることになるからです。今回は分かりやすく説明するために使用しました。
達成感がある
全て英語で書かれているこの英文法書をやり終えた時、あなたは確実に大きく成長しているでしょう。僕も凄く達成感を感じました。
英語という言語に染まり、英語を英語で考えることが当たり前になり英語脳という土台が出来上がったあなたはその後の成長スピードも大幅にアップします。
英文法を学ぶのは楽ではないですし、やる気になれないのは分かります。ですがこの一冊さえやっておけば敵なしです。
是非一度、この教材を試してみてください!




