RSA

テストを受けずにシドニーでRSAを取得した流れを解説

RSA(Responsible Service of Alcohol)はオーストラリアのお酒を扱うお店で働く場合に必要になる資格です。
ウェイターやバーテンダーなどお酒を直接扱うポジションはもちろん、キッチンハンドなども含めたすべての従業員がRSAを所持していなければなりません。

州によってRSAを所得出来る方法は異なり、シドニーのあるNSW州の場合オンラインでのRSA取得は出来ないので実際にRSAのコースを受講してテストに合格する必要があるんですが……僕はテストを受ける必要がありませんでした。

その経緯を紹介して行こうと思います。

 

RSAとは

RSAとはお酒を扱うために必要な資格です。半日で取れるので時間はかかりませんが、州ごとに分かれているのでNSW州でRSAを取得したとしてもVIC州など他の州に移住した場合取得し直さなければいけません。

RSAが必要な職場と言えば、レストラン、バー、お酒を扱っているカフェやホテルなど。受講費はというと学校によって違いますが大体100$から160$ほどかかってしまいます。痛い出費ですが仕事探しの幅がぐんと広がることを考えれば取得する価値はあります。

 

ローカルジョブに関する記事はコチラ↓

Emily English
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RSAを取る前に

RSAのコースに申し込む前にUCIという無料の学生番号を取得しなければいけません。この学生番号はRSAコースの序盤で使用するので絶対に事前に取得しておいてください。
僕が受けた時もUCIを事前に取得して来なかった方がいて、今すぐ取れと急かされてあたふたしてました。

UCIの取り方はコチラをチェック

 

RSA取得までの流れ

① UCIを取得

② RSAコースに申し込む

③ 半日コースを受講

④ テストに合格……?

➄ 仮のRSAデータがメールで届くのでプリントアウトする

⑥ 身分証明を揃えサービスセンターでRSAカードの申請をする

⑦ 3週間以内にRSAカードが郵送で届く

RSA取得のための授業はもちろん全て英語です。RSAのテストは受からせるためのテストで合格率90%以上と言われていますが、英語力が足りなくて落ちてしまう方もいます。厳しいか甘いかは講師によりますので何とも言えませんが、英語力がなくとも何とかなる方法はありますのでご安心を。

 

RSAコースの内容

基本的にRSAコースで教わることは、お酒に関する知識やお酒に関する法律、酔っ払いの判断や接し方などなど。

僕の実体験をベースに、注意するべきポイントや授業の雰囲気などを説明していきます。

授業開始までの流れ

当日、授業が行われる学校に開始時間の40分前に到着しましたが、僕が申し込んだ学校はRSA専用ではなくバリスタコースなどもある学校だったので、授業が終わり教室が空くまでは入れてもらえませんでした。あまり早過ぎるのも意味がないですね。

続々と他の受講者がロビーに集まりクラスに案内されると、ビザの種類とUCIを取得したかを聞かれます。その日は結構な人数がいたので4、5人毎にグループ分けされました。

僕のグループは日本人が3人、イギリス人が2人でした。
オーストラリアにはイギリスやニュージーランドなど英語圏からもたくさんの人が出稼ぎに来るので、グループによってはネイティブに囲まれる可能性もあります。

オーストラリア人であろう腰の曲がったおばさんとお婆ちゃんの間くらいの講師の方がまず最初に放った言葉は

「英語が流暢じゃないと駄目だからね」

しっかりと授業内容を理解してもらわないと困るのと、酔っ払いにきちんと対応するためには英語が話せないとお話にならないよと最初に釘を刺されました。

ですが英語に自信がなくても絶対にうろたえないで下さい。

 

冊子の空欄に記入

分厚い冊子が配られ、その冊子の空欄をひたすら埋めていく作業です。

講師の方が話し始め、大事なところを聞き逃しちゃいかんと聞き耳を立てていましたが、空欄に記入する部分は「ここにこれ書いて」と全部ホワイトボードに書いてくれたのでそれをそのまま書き写せばいいだけでした。

それでも全く英語が分からないと「ここに書いて」という指示すら分からないということもあります。実際にそれが理由で日本人の女性が1人帰らされました。他の(日本人)2人は大丈夫かと突っ込まれましたが、とにかくもう1回受け直すのがめんどくさかったので自信満々に大丈夫だと答えておきました。

 

RSAを取らないと大体の飲食店では働けないので(違法のキャッシュジョブならRSAなしでも働けます)大体の方が移住してすぐの英語力がまだない状態で授業を受けることになりますが、とにかく自信満々にしていれば英語が分からなくても平気です。

脱落してしまった女性はとにかく自信なさげにしていたので、帰らされたくなければとにかく自信満々に振る舞いましょう!講師の方も無理やり返すことは出来ないですから。

最初は働かずに語学学校に通うだけの予定の方は、英語力を少し挙げてからの方が確実ではあります。

僕が通った語学学校のレビューはコチラ↓

 

ビデオを見る

バーの店員などが酔っ払った客との体験談などを語っているインタビュー形式のビデオや、教習所のビデオのようなナレーション付きで注意事項を説明したビデオを見ます。

テストに出るかもと思って大事そうなことを聞き取れる限りメモりましたが、大事なことは全て”ここ大事です”と言わんばかりに箇条書きで出てきたのでそれを写すだけでした。

問題だったのが、1度にメモらなくてはいけない量が多くてビデオの画面が切り替わる前にメモを取り切れるか結構ギリギリだったことです。
イギリス人の2人はスラスラと書き写していて僕も何とかついていきましたが、もう一人の日本人女性は追いつけず途中からスマホで写真を撮り始めていました。講師から写真は駄目だと注意されてしまい結局必死に書き写していたので、スマホを使う際は気を付けて下さい。

質問に英語で答える

ただ講師の話を聞いて書き写していればいいわけではなく、たまに質問が飛んできます。
もちろん無茶なことは聞いてきませんので、しっかり冊子を確認しながら授業に集中していれば答えられます。

僕の場合半分がイギリスの方だったので、スラスラ当たり前のように英語で質問に答える2人に最初は任せてしまっていましたが、講師の方は全員に均等に質問してきますので準備しておいてくださいね。

専門的な言葉がたくさん出てきますが、イギリスの方も分からなくて「これどういう意味?」と聞いていたので分からなくても全く問題ありません。

 

カードゲーム

途中で夕飯の休憩が入ります。イギリス人の2人はサラッと外食に出て行きましたが僕はどうしても1回でテストに受かりたかったのでクラスに残りひたすら見直し。

休憩があけるとカードゲームのようなことをしました。

酔っ払いの症状が書かれたカードを、精神的、肉体的、など種類ごとに振り分けていくというカードゲームでしたが意外と簡単だったので大丈夫です。講師によってはやらないのかもしれません。

そしてまたホワイトボードを見ながら書き写す、ビデオを見て書き写すの繰り返しです。

演技

話には聞いていたんですが、まさか演技なんてしないだろうと思っていたら……最後の最後にやりました。

シチュエーションは【泥酔しているお客さんが追加でお酒を注文してきた時に、怒らせずに注文を断るにはどうするか】でした。2人1組になって1人が店員役、もう1人が泥酔した客の役です。

絶対に店員役が良いと思いましたよね?

残念ながら交代で両方やりました。そんなにピリピリした雰囲気ではなかったですし僕はテストのことで頭がいっぱいだったので恥ずかしさは感じませんでしたが、嫌な人はものすごく嫌かもしれません。

 

テストを受けずに終了

全ての空欄に記入が終わりいよいよテストだと思ったら

「それじゃあ、最低でも3日以内にメールで仮のRSAが届くから!」と冊子を回収し始め「じゃ、楽しいオーストラリア生活を送ってちょうだい」と……。

なんと記入した冊子を回収されて終わりました。僕を含めた全員が拍子抜けしてましたね。

申し込む学校や講師によって違うのかもしれませんが、テストを受けなくてもいい場合もあるということは確かですね。

 

サービスセンターでRSAカードを申請

メールで届く仮のRSAがあればとりあえずお酒を取り扱うお店で働くことは出来ますが、有効期限が90日で切れてしまうのでなるべく早く公式のRSAカードを申請することをオススメします。

カードの方は5年間有効なので、ワーホリで滞在後何年か経って学生ビザで戻ってきた場合も5年以内ならまた使えます。

https://www.service.nsw.gov.au/service-centre

上記のURLにアクセスし〈Search by suburb, postcode or current location〉と書いてある検索欄に、郵便番号などを入れるとお近くのサービスセンターが出てきます。

入ってすぐのところにスタッフの方が立っているので「RSA」とただ一言伝えれば分かってくれます。

カードの申請には身分証明が必要で、合計100ポイントを越えなければいけません。

パスポート 70ポイント

オーストラリアの運転免許証 40ポイント

オーストラリアのPhoto Card 40ポイント

オーストラリアの学生証 25ポイント

公共料金の支払い証明書 25ポイント

クレジットカード 25ポイント

健康保険証 25ポイント

この中で皆さんが使えるのはパスポートとクレジットカードですが、それだと5ポイント足りません。
僕は国際運転免許証を持って行ったのですが使えないと言われ、結局サービスセンター内で銀行口座の取引履歴を印刷するように言われ、それを使って無事にクリア出来ました。

身分証明の準備が出来たら番号札を受け取り、順番が来たらカード用の写真を取って終わりです。

3週間以内に郵送でRSAカードが届きます。

 

まとめ

テストがあるかないかは運次第です。テストがないことを期待して行ってやっぱりテストがあったなんてことになったら良くないのでどこの学校かは言いませんが、あったところで結局は受からせるためのテストなのであまり変わりはないですね。

シティ付近のレストランなど治安の良い場所で働く限り、危険な酔っ払いに対応しなければいけないなんてことはほぼないので安心してください。

 

授業の流れはどこでも大体同じだと思うので是非参考にしてみてください!